宅建合格の道【第2回】『平成27年度宅建本試験を振り返る』

こんにちは。建設資格アドバイザーの宮本です。

日建学院専任講師による宅建合格のためのアドバイス「宅建合格の道」第2回目をお伝えします。

 

伊東 講師
皆さんこんにちは!日建学院専任講師の伊東です。今年も引き続き『宅建合格への道』を書かせて頂くことになりました。皆様の学習に少しでも役立てて頂ければ幸いです。1年間どうぞよろしくお願い致します。

平成27年度 宅建本試験を振り返る

さて、ご存知の方も多いと思いますが、宅建業法が改正され、資格の名称が『宅地建物取引主任者』から『宅地建物取引士』に変更されることに伴い、昨年度から試験の名称も『宅地建物取引主任者資格試験』から『宅地建物取引士資格試験』と変更されました。

 

平成27年度は第1回目の試験ということだったんですね。試験の名称が変わったのだから、過去のデータを振り返ってもそれほど意味がない、と思われるかもしれませんが、ここでは、合格への道第1回目の進先生のアドバイスが、非常に分かりやすく的確ですので、こちらもぜひ、ご一読頂きたいと思っております。私もまったく同じ意見でして、結論として、試験対策としてすべきことは今まで通りと考えております。

 

さらに、今回の『宅建合格への道』では試験の名称が変更されたことによって、試験の概要に変更があったのか、といった点にも触れていきます。宅建試験とはどのような試験なのかを確認し、合格の為に必要なポイントをおさえて、効率的に学習を進めていきましょう。

 

1)合格点

それでは初めに、昨年度の合格点を確認していきましょう。宅建試験は出題数が全50問ですので、合格点を確認することで50問中何問正解すれば昨年度は合格できたのか、ということが分かります。比較対象として、おととし(平成26年度)の合格点も確認しておきます。

平成27年度合格点  31点 平成26年度合格点  32点

昨年度の合格点は31点、つまり50問中31問正解すれば合格でした。

さて、私は昨年の合格への道に、次のように書かせて頂きました。

『宅地建物取引士資格試験』に名称が変更され、この辺りの数字が今年の宅建本試験において変化が出るのかどうか、興味深い所ですね。

 

さあ、実際に変化が出たのかといいますと、平成26年度の宅建試験の合格点は32点でしたので、確かに1点低くなりましたが、問題の内容が平成26年度よりも若干難しかっただけであって、大きな試験の傾向として変化はなかったといってよいと思います。

 

ここで皆さんに強く意識して頂きたいポイントは、『満点を取らなくても合格できる』ということです。

50問中31問正解すれば良いわけですから、それ以外の19問間違えてしまったとしても、合格できたわけです。なお、合格点は平成18年度以降の近10年については、31点~36点の間で推移しています。

 

2)科目別の出題数

次に、昨年度の科目別出題数です。

権利関係 法令上の制限 税・価格 宅建業法 免除科目
14問 8問 3問 20問 5問

科目別の出題数は、昨年度は権利関係14問、法令上の制限8問、税・価格3問、宅建業法20問、免除科目5問、となりました。

 

さて、私は昨年の合格への道に、次のように書かせて頂きました。

『宅地建物取引士資格試験』に名称が変更されたことで、この点に変化があるのかないのかにも注目です。

 

では、変化があったのかといいますと、科目別出題数については、平成21年度から7年連続変わりありません。こちらも傾向に変化なし。まったく同じです。

そうしますと、皆さんに強く意識して頂きたいポイントですが、昨年までの宅建試験において出題数の4割を占める宅建業法については、試験対策上非常に重要な科目である、ということも変わりないということですね。

『宅建業法は、宅建試験の合格のための最重要科目である』、これは間違いないでしょう。

 

3)正答率

最後に、昨年度の全50問の正答率データを確認致します。

問1  47.2 問2  33.4 問3 38.6 問4  48.9 問5  39.4 問6  51.7 問7  21.9 問8  40.2 問9  45.2 問10 18.2
問11  27.0 問12  33.8 問13 33.0 問14  16.0 問15  11.2 問16  22.9 問17  74.1 問18  52.5 問19  35.1 問20 32.2
問21  40.5 問22  46.7 問23 45.5 問24  33.4 問25  40.0 問26  53.1 問27  21.0 問28  15.9 問29  64.3 問30 64.3
問31  27.5 問32  78.4 問33 37.6 問34  47.0 問35  54.1 問36  62.8 問37  56.3 問38  28.4 問39  51.0 問40 17.7
問41  50.0 問42  56.5 問43 40.1 問44  56.5 問45  44.9 問46  65.8 問47  82.4 問48  43.3 問49  89.1 問50 93.5

(記載の数字は%。本データは、日建学院が独自に調査した結果に基づくものです)

このデータの中で皆さんに特に注目していただきたい点は、赤字にしておきました正答率50%以上の問題の『数』です。 正答率50%以上の問題とは、過去問を中心としてしっかりとした学習をしていれば、正解することができた問題、といって差し支えありません。つまり、合格の為におさえておくべき重要ポイントが問われた問題ということが言えるんですね。そのような正答率50%以上の問題を集計しますと、昨年度は18問ありました。つまり、こういった問題を確実に正解しておけば、合格に大きく近づくことができるということですね。ここで皆さんに強く意識して頂きたいポイントは、『重要ポイントが問われた問題を落とさなければ合格に大きく近付く』ということです。

 

特に、昨年度は問26~問45の宅建業法に、正解を出しづらい個数問題形式の問題が8問も出題されたことで、試験全体が非常に難しかったという印象を持ってしまうところでしたが、実際は20問中11問も正答率50%以上の問題があったんですね。つまり、難問が多く出題された昨年度の宅建試験においても、重要ポイントが問われた得点しやすい問題を正解しさえすれば、合格に大きく近付くことができたということです。

 

宅建の本試験では、毎年いくつか難問が出題されます。しかし、そのような問題は正解できなくても、重要ポイントさえしっかりおさえていれば、合格することができるということです。「1)合格点」でもお伝えしましたように、宅建試験は満点を取らなくても合格することができます。効率的に重要ポイントから学習して、合格点を目指しましょう。

 

昨年度の問題が難しかったことや、試験の名称が変わったことから、細かい知識まで何でもかんでも学習しようとしては合格が遠のいてしまいます。合格の為におさえるべきは、毎年繰り返し問われている重要ポイント、つまり『過去問』です。過去問からズレないように意識して学習を進めていってください 。

今回のポイントは3つ

 ①『満点を取る必要はない』

 ②『宅建業法が最重要科目である』

 ③『重要ポイントが問われた問題を落とさなければ合格に大きく近づく』(過去問からズレない)

以上、3点を意識して、効率的に学習を進めて下さい。合格目指してがんばりましょう!

 

 

 

 


【2級建築士】

本試験問題&解答解説集を無料プレゼント!

 

資格試験に合格するためには、まずその試験を知ることから。

「2級建築士学科試験 本試験問題・解答解説集」は、このような方にお使いいただけます。

  • 以前の過去問題集を使用していて、前年の試験問題が不足している方
  • 受験対策の終盤で、実力試しに本試験問題を通しでやってみたい方
  • これから2級建築士受験をするにあたって「どんな試験内容か?」を知っておきたい方

下記よりダウンロードしていただき、2級建築士取得に向けた受験勉強の参考資料として、ぜひお使いください!

「2級建築士学科試験 本試験問題・解答解説集」が無料でダウンロードできます。



【1級建築士】

本試験問題&解答解説集を無料プレゼント!

資格試験に合格するためには、まずその試験を知ることから。

「1級建築士学科試験 本試験問題・解答解説集」は、このような方にお使いいただけます。

  • 以前の過去問題集を使用していて、前年の試験問題が不足している方
  • 受験対策の終盤で、実力試しに本試験問題を通しでやってみたい方
  • これから1級建築士受験をするにあたって「どんな試験内容か?」を知っておきたい方

下記よりダウンロードしていただき、1級建築士取得に向けた受験勉強の参考資料として、ぜひお使いください!

「1級建築士学科試験 本試験問題・解答解説集」が無料でダウンロードできます。



【施工管理資格】

本試験問題&解答参考例 無料プレゼント!

 

1級建築施工実地試験問題&解答参考例

試験問題&解答参考例

資格試験に合格するためには、まずその試験を知ることから。現在、無料プレゼント中の資格は以下の通りです。

  • 1級建築施工管理技士
  • 2級建築施工管理技士
  • 1級土木施工管理技士
  • 2級土木施工管理技士
  • 1級管工事施工管理技士
  • 2級管工事施工管理技士
  • 1級造園施工管理技士
  • 2級造園施工管理技士
  • 1級舗装施工管理技術者

 

最新年度の試験問題と解答参考例が無料でダウンロードできます。


ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格・人材採用アドバイザー/日建学院浜松西校代表。 1972年浜松市生まれ。建築士、宅建など建設関連資格に特化した受験対策校を運営。アドバイザー歴18年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設関連資格のスクール運営のほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。