施工管理資格試験の受験資格緩和の流れを知っておこう!

 

こんにちは。建設資格アドバイザーの宮本です。

現在の建設業法では、公共工事だけでなく個人の住宅を除いたほとんどの工事に専任の技術者を配置しなければなりません。また、公共工事では1級国家資格を持った「監理技術者」の専任配置が求められます。

ということは、工事の受注数を増やすには、それだけ技術者数(=資格者数)の確保が必要ということになります。

技術者不足という社会問題の影響から、「施工管理資格試験の受験資格要件」「技術者の専任配置」などについて、どんどん規制緩和が進んでいます。

 

それでは、ここ数年で毎年のように緩和されていく流れを施工管理技士試験について見てみましょう。

 

施工管理技士─受験資格要件緩和の流れ

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実務経験年数の短縮

平成26年度の施工管理技術検定試験より、従来の「1年以上の指導監督的実務経験」に加えて、「専任の監理技術者の配置が必要な工事で、監理技術者の指導を受けた2年以上の実務経験」があれば実務経験期間を2年短縮できるようになりました。

区分 【改正前】H25年度まで 【改正後】H26年度から
2級合格者 2級合格後 5年 2級合格後 3年
高校指定学科卒業者 卒業後 10年 卒業後 8年

この改正で、高校指定学科卒の1級受験資格が今まで最短で10年(28歳)かかっていたものが、最短で8年(26歳)となり、大学指定学科卒と同じ年齢で1級受験が可能に。

 

実務経験を計算する基準日の変更

平成27年度の施工管理技術検定試験より、実務経験を計算する基準日も変更になりました。

国土交通省資料より抜粋

参考例ーH26年度土木施工管理技士(国土交通省サイトより抜粋)

従来は、受験申込時までで計算していたものを「学科試験前日」までに改正されました。

 

さらに、2級合格者が1級を受験する際に必要な実務経験においても、従来の合格証明書交付日から計算していたものを「合格発表日」から計算できるようになりました。

区分 【改正前】H26年度まで 【改正後】H27年度から
実務経験基準日

共 通

受験申込みまで 学科試験日まで
実務経験基準日

2級合格者

合格証明書交付日 合格発表日

この改正によって実務経験がある方は、早期受験が可能になっています。

 

2級学科試験の受験資格と免除期間の改正

平成28年度の施工管理技術検定試験より、2級学科試験の受験資格と免除期間が改正されました。従来受験が認められていたのは、指定学科の在学者と卒業者のみでしたが、学歴を問わず受験ができるように大幅改正となっています。

 

①2級学科試験の受験資格改正

2級学科試験のみの受験が、受験年度中における年齢が17歳以上であれば可能になりました。

 

②2級学科試験の免除を受けることができる期間の改正

2級学科試験のみの合格者が、学科試験免除で実地試験のみを受験することができる期間を合格した翌年度から11年間となりました。ただし、11年間の間に行われる連続する2回までの受験。

 

施工管理技術検定試験の詳細については、下記の試験実施機関ホームページで確認しましょう。

建築・電気」はこちらで確認⇒試験元:一般社団法人建設業振興基金

土木・管工事・造園」はこちらで確認⇒試験元:一般社団法人全国建設研修センター

 

まとめ

建設業界の人材不足が、この資格試験の規制緩和にも大きく影響があることがわかったと思います。

●1級資格における実務経験年数の短縮

●2級受験可能者の拡大

このように、施工管理技士の資格試験は「社会背景の影響」から、1級施工管理資格者を多くしていきたい!という方向性であり、規制緩和の動きが加速しています。

ということは?

資格試験自体も合格しやすい方向へ向かっていきます。これは、試験が簡単になるということではありませんが、今の状況で急に難易度が高くなったり厳しい試験になる可能性は当然低くなると考えられます。

今は施工管理技士試験に合格するには最大のチャンス!悩んでいる場合ではありません。今のうちに合格しちゃいましょう!

 

今年度の施工管理技士の日程が知りたい方はこちらの記事で確認⇒建設業従事者必見!2016年度版「施工管理系資格」試験日程のまとめ

 


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ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格・人材採用アドバイザー/日建学院浜松西校代表。 1972年浜松市生まれ。建築士、宅建など建設関連資格に特化した受験対策校を運営。アドバイザー歴18年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設関連資格のスクール運営のほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。