【静岡県版】宅地建物取引士(宅建)資格登録の手続き

どうも、建設資格アドバイザーの宮本です。

今回は、宅地建物取引士(宅建)資格試験に合格したら行なう「資格登録」の手続きについてです。

宅建の資格登録をするには、意外と費用も手間もかかるので事前に把握しておいたほうがいいですよ。

 

宅建の「資格登録」は任意

宅地建物取引士の登録は任意となっていますので、試験に合格したら必ず登録手続きをしなければならないわけではありません。資格登録要件を満たした方は、試験を受けた都道府県で資格登録、取引士証の交付が受けられるということです。

宅地建物取引士資格登録には「資格登録要件」があります。

  1. 宅地建物取引士資格試験に合格していること
  2. 宅建に関する実務経験が2年以上あること
  3. 登録の欠格要件に該当しないこと

 

資格登録には宅建に関する実務経験が2年以上必要!

宅建免許登録の流れ

まずは、宅建の実務経験が2年以上あるか?がポイントです。

・実務経験が2年以上ある → 資格登録手続きへ

・実務経験が2年未満 → 資格登録手続きをする前に「登録実務講習(有料)」の修了が必要

 

そもそも宅建に関する実務経験とは?

登録申請前10年以内に、宅地もしくは建物の取引に関し合計2年以上の実務経験を有する必要があります。(宅建業法 第18条)

 

  • 例えば、「15年前に不動産会社で実務を2年以上行なっていたが、結婚してからは主婦をしていた。今回宅建試験に合格したので資格登録をする」という場合は?→この場合は、資格登録はできません。すぐに資格登録をしたい場合は「登録実務講習」の終了が必要になります。

 

実務経験として算入できる業務は、顧客への説明、物件の調査など、具体的な宅地建物の取引に関する業務のことを指します。また、実務を行なっている勤務先の従業者名簿(宅建業法 第48条第4項)に記載されていることも、実務経験の要件になります。したがって、たとえ宅建業者に勤務していても、受付、秘書、総務、人事、経理、財務といった一般管理業務や、その他の補助的な事務を行なっている場合には、実務経験としてカウントできません。

 

実務経験2年未満の方が受ける「登録実務講習」とは?

「登録実務講習」とは、宅建試験合格者で実務経験が2年に満たない方が資格登録をする場合、この講習を受講、修了することにより「2年以上の実務経験を有するものと同等以上の能力を有するもの」と認められ、宅地建物取引業法第18条第1項に規定する宅地建物取引士資格の登録要件を満たすことができる。そのための講習です。

登録実務講習について

この講習は、国土交通大臣の登録を受けた登録実務講習実施機関で実施されています。ほとんどの指定講習機関がインターネットで申込みができますので、講習の日程や会場、申込期限などは、早めにチェックしておいたほうがいいですね。

▼国土交通省HP「登録実務講習実施機関一覧」

http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000068.html

登録実務講習の流れ

①講習の申込み

②通信講座期間…教材が発送されてきます

③スクーリング(2日間)…丸1日✕2日間です

④修了試験…スクーリング2日目に実施されます

⑤修了試験合格…合格基準は80%以上

⑥修了証の交付

登録実務講習の費用

各講習機関により違いはありますが、おおよそ20,000円前後です。

▼国土交通省HP「登録実務講習実施機関一覧」

http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000068.html

 

宅建試験合格後の登録には3つの選択肢がある

宅地建物取引士試験合格後の登録には、大きく分けて3つの選択肢があります。現状での判断だけでなく、今後を見据えてどこまで手続きをするべきかを決めましょう。

①登録をしない

このときの状況は「宅地建物取引士試験合格者」です。

資格はとったが、活用する予定がない。また、現勤務先でも特に必要ない。という場合は、無理に資格登録しなくても問題はありません。

メリット・・・登録経費が一切かからない。手続きをしなくて済む。
デメリット・・・必要時に資格を活用できない。必要になった時にさまざまな手続きや経費がかかる。

 

②資格登録までする

このときの状況は「宅地建物取引士資格者」です。

今は使う予定がないが、今後この資格を活かしたい!(就職・転職・部署移動・独立開業等)という方。また、建設業界など不動産に関係する仕事についている方はここまでやっておくといいと思います。

メリット・・・一度登録すれば一生有効。また、必要になった時に最短で資格を活かせる。
デメリット・・・今後を考えても活用しないなら、登録にかかる経費負担が大きい。

 

③宅地建物取引士証の交付までする

ここまでやって「宅地建物取引士」です。

勤務先で資格が必要となる方。資格を活用してお仕事をされる方。は、取引士証の交付まで必要となります。

宅地建物取引士証は、5年間有効です。

メリット・・・すぐに業務ができる。即仕事に活かせる。
デメリット・・・取引士として業務をしない場合、維持費(法定講習費・更新料等)がかかる。※ただし、更新は任意。

 

 

 

取引士証の交付申請はタイミングに注意!
宅建試験合格後1年を過ぎてから宅地建物取引士証の交付申請をする場合は、都道府県知事の定めた法定講習を受ける必要があります。(法定講習費用:11,000円+交付手数料4,500円) 宅建試験合格後1年以内の宅地建物取引士証の交付申請の場合は法定講習は免除されます。(交付手数料4,500円)

 

 

【静岡県版】宅地建物取引士資格登録の流れ

宅建資格登録までの流れ|静岡県

①実務講習の修了※実務経験2年未満の方

②登記されてないことの証明書を郵送申請する(東京法務局へ)

③申請に必要な書類をすべて準備する

④最寄りの担当土木事務所建築住宅課へ申請する

 

 

宅地建物取引士資格登録に必要な書類一覧

  • 登録申請書
  • 誓約書
  • 身分証明書
  • 登記されてないことの証明書(詳細は東京法務局ホームページをご確認ください)
  • 住民票
  • 合格証書のコピー
  • 顔写真1枚(タテ3センチ、ヨコ2.4センチ)
  • 実務経験証明書または実務講習の修了証
  • 登録手数料 静岡県収入証紙にて37,000円分

 

▼静岡県公式HP「宅地建物取引士の資格登録について」

https://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-310/syuninsya/toroku.html

 

▼静岡県公式HP「法定講習の受講と宅地建物取引士証の交付申請について」

https://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-310/syuninsya/kofu-sinsei.html

 

まとめ

今回は、【静岡県版】宅地建物取引士(宅建)の資格登録の手続きについてお伝えしました。大体の流れは把握できたでしょうか?

  • 宅建の資格登録には「実務経験2年以上」または「登録実務講習の修了」のどちらかが必要になる
  • 宅建の登録には「宅地建物取引士資格登録」と「宅地建物取引士証の交付」がある。
  • 宅建の資格登録の方法は、先々のことまで考えて決める方が良い。

 

最後に一言、、、

せっかく合格した宅建の資格です。

迷っている方はすぐに活用できるように「資格登録」までやっておくことをオススメします。

そして、次のステージに進んでください!

 

ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格取得・人材採用アドバイザー 1972年浜松市生まれ。建設資格アドバイザー歴は20年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設資格アドバイザーのほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。