平成28年度 1級管工事施工管理技士・2級管工事施工管理技士の合格発表!

こんにちは。建設資格アドバイザーの宮本です。本日(2017年2月24日)平成28年度1級管工事施工管理技士実地試験と2級管工事施工管理技士試験の合格発表がありました。

合格されたみなさん、おめでとうございます!!

平成28年度の管工事施工管理技士試験はどんな結果だったんでしょうか?

平成28年度 1級管工事施工管理技士実地試験の結果

受験者数、合格者数、合格率

今年度の1級管工事施工管理技士実地試験は、合格率61.0%と前年の50.1%を10.9ポイント上回る結果でした。

年度 種別 受験者数 合格者数 合格率
28年度 学科 16,578人 8,130人 49.0%
実地 11,570人 7,054人 61.0%

実地試験|過去5年間の合格率の推移

年度(平成) 24 25 26 27 28
合格率(%) 49.2 67.8 60.3 50.1 61.0

実地試験の合格基準

「60%以上」(配点・採点方法等は非公表)

詳しくは、試験元:一般財団法人 全国建設研修センターよりご確認ください。

平成28年度 1級管工事施工管理技士実地試験の出題内容

出題構成は、例年と同様で必須問題2問と選択問題4問の合計6問の出題でした。問題6「経験記述」のテーマは「安全管理」、「総合的な試運転調整又は完成に伴う自主検査」でした。

区分 番号 出題内容
必須 問題1 施工・要領図 図中に示す施工要領の改善策等
1問を選択 問題2 施工・記述 直だきの吸収冷温水機について、据付けにおける施工上の留意事項、単体試運転調整における確認・調整事項
問題3 施工・記述 高置タンク式の給水設備について、揚水用渦巻ポンプの単体試運転調整における確認・調整事項
1問を選択 問題4 工程管理 ネットワーク工程表の検討・計算
問題5 法規 労働安全衛生法関連(穴埋め)
必須 問題6 経験記述

①安全管理

②「総合的な試運転調整又は完成に伴う自主検査」

【No.1】平成17年度~平成24年度に出題された問題です。

【No.2】平成19年度に類題が出題されています。

【No.3】平成18年度に類題が出類されています。

【No.4】平成16年度に類題が出類されています。

【No.5】近年の出題、学科試験で出題された問題等で構成されています。

【No.6】安全管理は平成20年度、21年度、23年度、24年度に出題され、「総合的な試運転調整又は完成に伴う自主検査」は平成20年度、23年度、26年度に出題されています。

1級管工事施工管理技士試験に合格されたみなさんへ

1級管工事施工管理技士に合格されたみなさんは「監理技術者」として工事を担当することができます。監理技術者として専任で配置されるためには、監理技術者資格者証監理技術者講習の修了が必要となります。

監理技術者資格者証の新規申請、追加申請はこちら 一般財団法人 建設業技術者センター(CE財団)

 

今年度の1級管工事施工管理技士取得を目指す方へ

平成29年度の各施工管理技士の試験日程は確定しています。忘れずに確認しておいてくださいね。こちらから試験日程を確認→「平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

2017.01.22

 

平成28年度 2級管工事施工管理技士の試験結果

受験者数、合格者数、合格率

年度 種別 受験者数 合格者数 合格率
28年度 学科試験 12,886人 8,528人 66.2%
実地試験 13,775人 6,136人 44.5%

学科試験のみ合格者は、3,805人でした。

合格基準

学科試験の合格基準

「24点」:40問中24問以上の正解

実地試験の合格基準

「60%以上」(配点・採点方法等は非公表)

詳しくは、試験元:一般財団法人 全国建設研修センターよりご確認ください。

平成28年度 2級管工事施工管理技士試験の結果について

今年度の2級管工事施工管理技士試験は、学科試験、実地試験ともに非常に高い合格率となりました。学科試験では合格率66.2%と過去最も高い合格率。また、実地試験でも合格率44.5%と前年の45.9%(過去10年で最も高い合格率)には若干及ばないものの、非常に高い合格率で推移しています。

平成28年度 2級管工事施工管理技士試験の出題内容

学科試験の出題内容

学科試験は、52問出題され40問解答と例年と同形式でした。全体を通して、新傾向の問題は少なく過去問をベースとした問題中心であり、問題集等を繰り返し解き、知識を定着させることが合格のポイントだったでしょう。

問題 出題項目 出題および解答数
問1~6 一般基礎、電気・建築 6問必須解答
問7~23 空気調和、給排水・衛生設備 17問中9問選択解答
問24~28 建築設備一般(設備に関する知識)、設計図書 5問必須解答
問29~42 施工管理、建築設備一般(施工に関する知識) 14問中12問選択解答
問43~52 関連法規 10問中8問選択解答

実地試験の出題内容

実地試験の出題は、記述式問題が5問題、経験記述が1問題の合計6問題出題され、必須、選択合わせて4問題解答する例年と同形式の試験でした。 全体の出題傾向としては学科試験と同じく、過去に出題された類似問題が中心でした。

問題 出題内容 解答形式
問題1 施工要領図 必須解答
問題2 空気調和設備 1問題選択解答
問題3 給排水設備
問題4 バーチャートの作成等 1問題選択解答
問題5 労働安全衛生
問題6 経験記述 必須解答

問題1|施工要領図

「施工要領図」に関しては、管工事の実地試験では定番の問題です。
(1)、(2)は使用場所又は使用目的を記述する問題、(3)~(5)は正誤の判断と誤っている箇所の理由又は改善策を記述する問題で構成されていました。(1)~(4)は過去の類似問題が出題されていました。

問題2~3|空気調和設備、給排水設備

「空気調和設備」と「給排水設備」に関しては、4つの留意事項を文章で記述する問題となります。問題2のパッケージ形空気調和機におけるドレン配管については近年に出題されていない問題でしたので、難しく感じた方も多かったのではないでしょうか。 逆に問題3の壁付き手洗器や洗面器を据え付ける場合の留意事項については、H21年、H22年に類似問題が出題されており、しっかりと過去問を学習していれば対応は可能であったかと思われます。

問題4|バーチャートの作成等

「バーチャートの作成等」に関しては、例年出題されている問題です。条件として与えられる作業の順番を把握していたか、また、施工条件を読み解いた上で作成を行っていたかがポイントとなります。 作業順序や施工条件を読み違えるとその後の設問の解答にも影響してしまうので注意が必要な問題といえます。

問題5|労働安全衛生

「労働安全衛生」に関しては、例年、類似問題が繰り返し出題されており、基準をしっかりと把握しておけば、得点のとりやすい問題であったといえます。

問題6|経験記述

「経験記述」に関しては、出題内容の変更はなく、記述テーマも「品質管理」と「安全管理」ということで、事前準備が可能であったことから、難易度も比較的低めだったと思われます。

今年度の2級管工事施工管理技士取得を目指す方へ

平成29年度の各施工管理技士の試験日程は確定しています。忘れずに確認しておいてくださいね。こちらから試験日程を確認→「平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

2017.01.22

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【建設業専門】 資格取得・人材採用アドバイザー 1972年浜松市生まれ。建設資格アドバイザー歴は20年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設資格アドバイザーのほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。