2級土木施工と2級建築施工の学科試験。【年2回化】は平成29年から!

こんにちは(^o^) 建設資格アドバイザーの宮本です。今年も残すところあとわずかですね。浜松西校の生徒さんたちも全員受験が終わり、あとは合格発表を待つのみです。祈合格!

さて、以前の記事「施工管理資格試験の受験資格緩和の流れを知っておこう!」では、施工管理技術検定試験(=施工管理技士の試験)の「受験資格緩和」についてお伝えしました。

施工管理資格試験の受験資格緩和の流れを知っておこう!

2016.04.08

今回は、今後さらに刺激的に変わっていくであろう施工管理技術検定制度の見直しについて、2級学科試験の「年2回化」学科試験問題の統一(2級建築)などを中心にお伝えしたいと思います。

課題解決に向けてさらに加速する技術検定制度の見直し

平成28年10月19日に開催された、国土交通省「適正な施工確保のための技術者制度検討会(第13回)」で、施工管理技術検定制度の見直しが行われました。

【適正な施工確保のための技術者制度検討会(第 13 回) 議事概要】より一部抜粋(国土交通省)

<技術検定の見直しについて>

◯2級学科試験の年2回化について、29年度は、種別「土木」、「建築」について先行的に実施する方針について了承。

◯2級建築施工管理技術検定の3つの種別について、学科試験は全て統一問題とし、種別ごとの専門分野の問題は実地試験の段階で行うことについて了承。

◯受験要件等の見直し後の動向については、継続的にフォローアップすることが必要とのご指摘があった。

平成29年度から「2級土木」と「2級建築」の学科試験が年2回実施に

平成29年度から「2級土木」と「2級建築」の学科試験が、年2回実施される見通しです。技術検定試験の中でも、受験者数が多く、かつ、若い受験者も多いという理由から先行的に実施されるとのこと。ということは、実施状況を踏まえて今後はその他の技術検定試験についても2級学科試験は年2回の実施となっていく方向ですね。

平成29年度 2級土木と2級建築の試験日程が決定!

平成28年12月13日、国土交通省よりおおむねの試験日程が発表されました。(試験詳細は、平成29年1月の官報にて発表

国土交通省:主任技術者になれる受験チャンスが拡大!~土木・建築の技術検定で2級学科試験の年2回化が始まります~

 icon-arrow-circle-right 2級土木施工管理技術検定(種別:土木)
1回目 2回目
試験日 平成29年10月 平成30年2月
申込受付 平成29年4月ごろ 平成29年12月ごろ
合格発表 平成29年12月 平成30年3月

※平成29年度については、初年度のため、過渡的な日程となります。

※平成30年以降は、1回目の試験日は6月ごろ、2回目の試験日は11月ごろを予定。

  2級建築施工管理技術検定(種別:建築)
1回目 2回目
試験日 平成29年6月 平成29年11月
申込受付 平成29年3月ごろ 平成29年7月ごろ
合格発表 平成29年7月 平成30年1月

※平成30年以降も、当面、同様の試験日程を予定。

(追記:2017/01/20)平成29年度の施工管理技士試験の日程が確定しました。平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

2017.01.22

 icon-check-circle 2級学科試験「年2回化」の背景

  • 建設業就業者の高齢化が進む中、若い世代の入職者数の減少、3年以内の離職率の高さ(特に高校卒業者)という課題を解決するためのひとつとして導入。⇒学科試験を合格させることで実務経験を積んでからの実地試験、1級試験へ。
  • 平成18年度から導入された2級の「学科試験のみ受験」以降、高校在学生の受験申込者数、合格率ともに上昇していること。また、平成28年度からは「学科試験のみ受験」を指定学科関係なく17歳以上から可能にした結果、受験申込者が増加していること。⇒さらなる受験機会の増加を。
  • 平成18年度からの2級「学科試験のみ受験」の合格者は、その後の実地試験や1級試験の合格率も通常受験者よりも高い傾向があるため。⇒上手くいっている取り組みをさらに加速させる狙い。

2級学科試験の問題を統一|受験種別の見直し

現行の2級建築施工管理試験では、受験種別として「建築」「躯体」「仕上げ」の3種類があり、学科試験の問題も受験種別ごとに違います。また、学科試験で合格した受験種別でのみ実地試験が受験できます。これを、学科試験問題を受験種別ごとから共通問題に統一する見通しです。

実地試験で受験種別を分ける

現行の実地試験問題はすべての受験種別で共通です。これからは、学科試験問題を共通にして、実地試験問題を受験種別ごとの問題構成にしていく方向性です。

 icon-check-circle 2級学科試験問題「受験種別」見直しの背景

  • 2級学科試験が高校在学中から受験可能となったが、学科試験に合格したものの入社した会社(配属部署)が異なる専門分野だった場合には無意味になるケースがある。(場合によっては、異なる受験種別の学科試験から受け直し
  • 就職後に「異なる受験種別での学科試験からの受け直し」の可能性から、学科試験の受験種別をなくしてほしいという教育機関(=学校)側からの強い要望がある。
(追記:2017/01/20)平成29年度の試験日程が発表されました。学科試験問題の統一と受験種別の見直しについては特に記載がなく従来通りの試験内容でした。改正については来年度以降になると思われます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

このように試験回数や試験日程が大きく変わると、その前段階の受験申込や学習開始時期なども大きく変わってきます。この試験情報については今後も要チェックですね。

平成29年度の試験の詳細は平成29年1月の官報で発表される予定です。

(追記:2017/01/20)平成29年度の施工管理技士試験の日程が確定しました。平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

平成29年度 建築・土木・管工事・造園施工管理技士試験の日程

2017.01.22

▼試験の詳細はこちらから確認してください。

 

今回は「資格制度」についてでしたが、建設業界のその他制度の見直しや若い世代への取り組みは今後もどんどん進んでいくでしょう。(若手の)人材不足の問題については、国土交通省も積極的に対策を出してきている時です。この流れをつかんで上手に活用することで、地域の中小建設会社がより活性化していくことを願います。

2級施工管理の試験制度改正を知ることは、社員教育や人材確保の面でもとても大事な情報です。資格を取得させる(学科試験合格だけでも)ことで、人材の流出の可能性は低くなります。また、本人の自信も高まるのでその後の仕事面での好循環が期待できます。しっかりと把握しておきましょう!

 

それでは、また。(建設資格アドバイザー 宮本)


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ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格・人材採用アドバイザー/日建学院浜松西校代表。 1972年浜松市生まれ。建築士、宅建など建設関連資格に特化した受験対策校を運営。アドバイザー歴18年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設関連資格のスクール運営のほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。