【初受験者向け】2級建築士の受験申込書「書き方のポイント」

こんにちは。建設資格アドバイザーの宮本です。

2級建築士試験の受験申込みは、例年3月下旬から4月にかけて行なわれます。すでに、2級建築士取得に向けて勉強されている方、これから本腰入れて勉強を始めようという方も、まずは受験申込みが合格へのスタートです。今回は、初めて受験をされる方の受験申込書の書き方についてお伝えします。

▼平成29年度 2級建築士試験日程|受験申込方法と受験資格について

平成29年度 2級建築士試験日程|受験申込方法と受験資格について

2017.03.13

 

2級建築士試験の受験申込みについて

2級建築士受験申込書を準備する

まずは、最寄りの建築士会で受験申込書を入手しましょう。受験申込書は無料で配布されています。(受験申込書の配布場所は、試験元HP:公益財団法人 建築技術教育普及センターにて確認してください。)

各都道府県の受験申込書受付会場案内も建築士会窓口で一緒に配布されています。受験申込書と一緒にもらっておきましょう。

 

このような封筒でもらえます。

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受験申込書は、学科試験から受験するものと設計製図試験のみ受験するものと2種類あります。封筒の右上に「二級学科」(黒印字)「二級設計製図」(赤印字)と入っていますので、間違えないよう注意してください。

 

封筒の中身がこちらです。

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封筒に入っている書類は、①受験要領(冊子)、②受験申込書、③払込受付証明書、④郵送受付用封筒、の4種類となります。

 

2級建築士受験申込に必要な書類

必ず提出する書類

すべての受験申込者が提出する書類は3つ
 ●受験申込書  ●振替払込受付証明書  ●写真2枚 

受験資格(学歴要件等)によって必要な書類

学校入学年が平成21年度以降の場合

●「学歴のみ」「学歴+実務」の方

指定科目修得単位証明書・卒業証明書

●「建築設備士」の方

建築設備士試験合格証書の写し、または、建築設備士講習受講証書の写し

学校入学年が平成20年度以前の場合

●「学歴のみ」「学歴+実務」の方

卒業証明書

●「建築設備士」の方

建築設備士試験合格証書の写し、または、建築設備士講習受講証書の写し

 

2級建築士受験申込書の記入方法

受験申込書の主な内容は、オモテ面の本票・電算票・写真票等と、ウラ面の実務経歴書・実務経歴証明書・証明書貼付欄となってます。

例)平成28年度 2級建築士受験申込書 (学科)見本

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二級建築士受験申込書_omote
二級建築士受験申込書_ura

平成28年度の受験申込書の見本です。

 

1)本票の書き方

オモテ面の「受験申込書本票」の書き方について。

本票の書き方
①年令

記入日時点での年齢ではなく、学科試験日現在の年齢を記入する。

②勤務先

「□□建設㈱ ◯◯支店 △△課」のように部課名まで記入する。自営の場合は「自営」、無職の場合は「無職」と記入する。

③学歴

受験資格によって記入する学歴が変わってくるので注意。

●「学歴のみ」の場合は、受験資格となる学歴を記入する。(例:大学の建築学科卒、実務0年で受験する場合は、大学の建築学科のみの記入。)

●「学歴+実務」の場合は、義務教育終了後の学歴を記入する。(例:高校の建築科卒、実務3年で受験する場合は、高校の建築科のみの記入。)

●「実務のみ」の場合は、義務教育終了後(含中退)の学歴を記入する。義務教育のみの場合は最終学歴を記入する。(例:大学の指定学科以外を卒業、実務7年以上で受験する場合は、高校と大学を記入。中学卒業、実務7年以上で受験する場合は、中学のみの記入。)

 

2)電算票の書き方

オモテ面の「電算票」の書き方では、注意するポイントは4つ。

電算票の書き方
①受験資格の区分、学歴

受験資格の区分は、1~4より該当するものを◯で囲む。受験資格となる学歴も同様に該当するものを◯で囲む。(「実務のみ」と「建築設備士」は、最終学歴で該当するもの。)

②受験回数

今回が初めての受験の場合は「0回」と記入する。

③実務年数

建築の実務を開始してから学科試験日までの実務年数(通算)を記入する。この場合、記入日時点までの実務年数よりプラス3ヶ月となる。また、裏面の「実務経歴書」の実務期間の合計と同じになるように記入すること。

④職域・職務内容

職域については、おおよそ1~3であてはまる場合が多い。主な職務内容は、設計職=1の建築設計(1~4のいずれか)現場監督=5の施工現場管理大工・職人=5か6の技能労務(大工等)のようにどれか1つを選択する。

 

3)写真票、その他

オモテ面の「写真票」その他の注意点は3つ。

写真票その他
①試験場の希望

試験場が複数ある都道府県に在住の者のみ記入する。(また長崎県壱岐・対馬に在住で福岡市の試験場での受験を希望する者は記入する。)詳細は、試験場の希望についてを参照すること。

②写真欄(2ヶ所)

同じ写真を2枚準備すること。写真のサイズは、タテ4.5cm ✕ ヨコ3.5cm。顔の大きさは、表示のある点線部分程度のもの。写真の裏面には、必ず住所地の都道府県名、氏名、生年月日を記入しておく。のりを全面につけて貼付ける。

③振替払込受付証明書の貼付欄

ゆうちょ銀行または郵便局で受験料16,900円を払込み、受付印のある払込受付証明書を貼付欄へ全面のり付けする。

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土曜日・日曜日に会場受付をする場合の注意! ゆうちょ銀行及び郵便局への受験料の払込みができません。あらかじめ、平日のうちに受験料の払込みを済ませ、振替払込受付証明書を受験申込書に貼り付けておきましょう。

 

4)「実務経歴書」「実務経歴証明書」の書き方

ウラ面の「実務経歴書」「実務経歴証明書」は、「学歴+実務」「実務のみ」で受験する方が記入する欄になります。なお、「学歴のみ」「建築設備士」で受験する方は、記入の必要はありません。

2017年3月13日・追記:「実務経歴書」及び「実務経歴証明書」が勤務先ごとに記入する様式に変更となりました。

●実務経歴証明書は必ず証明者本人が署名する。

●勤務先(部課名)、所在地、電話番号を記入する。

●在職期間は、学科試験日までで算出する。

●地位職名は、会社勤務であれば「社員」、設計事務所なら「所員」、自営の職人さんであれば「大工」など。

●在職期間に対する建築実務の占める割合(%)は、建築業務全般をやってきてる方であれば「100%」と記入する。

●建築実務の内容の書き方は、原則、「物件名」+「工事名」(新築・改築・増築工事など)+「職務内容」とする。住宅関連の現場監督であれば「◯◯邸、△△邸、□□アパート、等の新築工事の施工管理」のように記入。(1行につき3物件程度を目安)

●実務内容コード表を参照して該当する実務内容コードを記入する。主な建築実務のコードは、設計=1、現場監督=3、大工や施工者=4など。

●「実務経歴証明書」の証明者は、原則、現勤務先の管理建築士または実務経歴を証明できる建築士となります。

◯建築士事務所等の現勤務先がある場合の証明者の例

  • 管理建築士
  • 建築士を持っている上司
  • 勤務先の社長・上司(建築士の有無問わず)など

◯自営業の場合の証明者の例

  • 仕事上の関係者(発注者・施工者)など

◯過去に勤務していた会社が倒産などで無い場合の証明者の例

  • 過去の勤務先の実務を把握している関係者(建築士を持った元上司・同僚など)

 

5)証明書の貼付欄

証明書の貼付欄は、「学歴のみ」「学歴+実務」「建築設備士」で受験する方が対象になります。《証明書等の貼付方法》のとおりに必要書類を添付します。「実務のみ」で受験する方は、必要はありません。

証明書貼付欄

 

●「学歴のみ」「学歴+実務」・・・受験資格となる学歴の「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」※平成21年度以前の入学者は「卒業証明書」でよい。

●「建築設備士」・・・・「建築設備士試験合格証書の写し」、または、「建築設備士講習受講証書の写し」

 

2級建築士の受験申込方法について

2級建築士試験の受験申込方法は、「会場受付」と「郵送受付」と「インターネット受付」の3パターンあります。

初めて2級建築士試験を受験される方は、会場受付のみとなりますのでご注意ください。

2級建築士の受付会場は、各都道府県によって指定されています。事前にチェックしておき、提出に行く日をスケジュールに入れておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?受験の申込みといっても結構手間がかかりますよね。ほとんどの資格試験は郵送またはインターネットでの受付でできるなか、受験者本人が受付会場に書類を持参する方式って、もう建築士試験ぐらいじゃないでしょうか?

ただし、この受験申込を済ませない限り、受験はもちろん合格もありません。早めの準備をしておき、短時間で済ませることをオススメします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格・人材採用アドバイザー/日建学院浜松西校代表。 1972年浜松市生まれ。建築士、宅建など建設関連資格に特化した受験対策校を運営。アドバイザー歴18年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設関連資格のスクール運営のほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。