初めての一級建築士試験 受験申込書記入のポイント14

こんにちは。建設資格アドバイザーの宮本です。

平成28年4月1日(金)より、今年の一級建築士試験受験申込書の配布が始まっています。既に受験したことのある方は、郵送での受付やインターネットでの受付(4月18日まで)を済まされたと思います。今回は、初めて受験をされる方の「一級建築士受験申込書の書き方」についてお伝えします。

これからの受験申込み方法は「会場での受付」のみです。平成28年5月12日(木)~5月16日(月)の5日間で行われる「会場受付」は、初めて受験する方に加えて、4月18日までに郵送又はインターネットでの受付ができなかった方も対象になります。

 

一級建築士試験の受験申込み

一級建築士受験申込書を準備する

受験申込書配布先で受験申込書を入手する

まずは、最寄りの建築士会で受験申込書を入手しましょう。受験申込書は無料で配布されています。(受験申込書の配布場所は、試験元HP:公益財団法人 建築技術教育普及センターにて確認してください。)

 

各都道府県の受験申込書受付会場案内も建築士会窓口で一緒に配布されています。受験申込書と一緒にもらっておきましょう。ちなみに、会場受付期間は、平成28年5月12日(木)~5月16日(月)の土日を含む5日間です。受付時間は、10:00~17:00。

 

受験申込書は、学科試験から受験するものと設計製図試験のみ受験するものと2種類あります。封筒の右上に「一級学科」(黒印字)「一級設計製図」(赤印字)と入っていますので、間違えないよう注意してください。

 

封筒に入っている書類は、①受験要領(冊子:全60ページ)、②受験申込書、③払込受付証明書、④郵送受付用封筒、の4種類となります。

 

一級建築士受験申込みに必要な書類

 

必ず提出する書類

すべての受験申込者が提出する書類は3つ
 ●受験申込書  ●振替払込受付証明書  ●写真2枚 

受験資格区分等によって必要な書類

●学歴+実務での受験申込み

平成21年度以降の入学

指定科目修得単位証明書・卒業証明書

平成20年度以前の入学

卒業証明書

●資格+実務での受験申込み

二級建築士+実務

二級建築士免許証の写し

建築設備士+実務

建築設備士試験合格証書の写しまたは建築設備士講習受講証書の写し

 

一級建築士受験申込書の記入方法

受験申込書の主な内容は、オモテ面の本票電算票写真票等と、ウラ面の実務経歴書実務経歴証明書証明書貼付欄となってます。

 

1)本票の書き方

オモテ面の「受験申込書本票」の書き方は、注意するポイントは3つ。

①年令

記入日時点での年令ではなく、学科試験日(平成28年7月24日)現在の年令を記入する。

 

②勤務先

「□□建設㈱ ◯◯支店 △△課」のように部課名まで記入する。自営の場合は「自営」、無職の場合は「無職」と記入する。

 

③学歴・資格

受験資格によって記入する欄が変わってくるので注意。

●「学歴+実務」の場合は、受験資格となる学歴を記入する。

●「二級建築士+実務」の場合は、免許証に記載されている「登録の都道府県」「登録番号」「登録年月日」を記入する。

●「建築設備士+実務」の場合は、「合格(受講)証書番号又は登録番号」「合格(修了)年月日」を記入する。

 

2)電算票の書き方

オモテ面の「電算票」の書き方では、注意するポイントは4つ。

④受験資格の区分、学歴、資格

受験資格の区分は、1.学歴+実務、2.二級建築士+実務、3.建築設備士+実務 の3つより該当するものを◯で囲む。

1.学歴+実務⇒学歴欄を記入する。

2.二級建築士+実務⇒二級建築士の欄を記入する。

3.建築設備士+実務⇒建築設備士の欄を記入する。

 

⑤受験回数

今回が初めての受験の場合は、「0回」と記入する。

 

⑥実務年数

平成28年7月24日現在までの建築実務年数を記入する。この場合、記入日時点までの実務年数よりプラス3ヶ月となる。また、裏面の「実務経歴書」の実務期間の合計と同じになるように記入すること。

「資格+実務」で受験する場合の起算日は、

●二級建築士…二級建築士免許登録後からの建築実務年数を記入する。

●建築設備士…建築設備士合格後からの建築実務年数を記入する。

 

⑦職域・職務内容

職域は、1~7より該当するものを◯で囲む。おおよそ1.建築士事務所、2.建設業、3.プレハブ住宅会社、であてはまる場合が多い。

主な職務内容は、1~12より該当するものを◯で囲む。設計=1~3、監督=5~6 であてはまる場合が多い。

 

3)写真票、その他

オモテ面の「写真票」その他の注意点は3つ。

 

⑧試験場の希望

試験場が複数ある都道府県に在住の者のみ記入する。

 

⑨写真欄(2ヶ所)

同じ写真を2枚準備すること。写真のサイズは、タテ4.5cm ✕ ヨコ3.5cm。顔の大きさは、表示のある点線部分程度のもの。写真の裏面には、必ず住所地の都道府県名、氏名、生年月日を記入しておく。のりを全面につけて貼付ける。

 

⑩振替払込受付証明書の貼付欄

ゆうちょ銀行または郵便局で受験料19,700円を払込み受付印のある払込受付証明書を貼付欄へ全面のり付けする。

 

 

土曜日・日曜日に会場受付をする場合の注意! 会場受付は、5月14日(土)、15日(日)と行われますが、ゆうちょ銀行及び郵便局への受験料の払込みができません。あらかじめ、平日のうちに受験料の払込みを済ませ、振替払込受付証明書を受験申込書に貼り付けておきましょう。

 

 

4)実務経歴書、実務経歴証明書の書き方

ウラ面の「実務経歴書」は受験者本人が、「実務経歴証明書」は受験者の実務経歴を証明できる第三者が記入する欄になります。

 

⑪実務経歴書

「実務経歴書」は勤務先ごとに記入する必要があります。

 

●勤務先(部課名)、所在地、電話番号を記入する。

●「実務内容コード表」を参照し該当する実務内容コードを記入する。

 

●在職期間は、平成28年7月24日現在で算出する。二級建築士…二級建築士免許登録後からの建築実務年数を記入する。建築設備士…建築設備士合格後からの建築実務年数を記入する。

 

●地位職名は、会社勤務であれば「社員」、設計事務所なら「所員」など。

 

●在職期間に対する建築実務の占める割合(%)は、建築業務全般をやってきてる方であれば「100%」と記入する。

 

●建築実務の内容の書き方は、原則、「物件名」+「工事名」(新築・改築・増築工事など)+「構造種別(RC造など)」+「職務内容」とする。

 

⑫実務経歴証明書

証明者は、原則、現勤務先の管理建築士または実務経歴を証明できる建築士となります。また、勤務先ごとに「実務経歴証明書」が必要になります。

 

建築士事務所等の現勤務先がある場合の証明者の例

  • 管理建築士
  • 建築士を持っている上司
  • 勤務先の社長・上司(建築士の有無問わず)など

 

自営業の場合の証明者の例

  • 仕事上の関係者(発注者・施工者)など

 

過去に勤務していた会社が倒産などで無い場合の証明者の例

  • 過去の勤務先の実務を把握している関係者(建築士を持った元上司・同僚など)

 

⑬実務期間の合計

実務経歴書1~3の実務期間の合計を記入する。

最後に必ず実務期間の記入チェックをしましょう!

 

5)証明書の貼付

《証明書等の貼付方法》のとおりに必要書類を添付します。

 

⑭証明書等の貼付

●「学歴+実務」・・・受験資格となる学歴の「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」平成21年度以前の入学者は「卒業証明書」。

●「二級建築士+実務」・・・・「二級建築士免許証の写し」

●「建築設備士+実務」・・・・「建築設備士試験合格証書の写し」、または、「建築設備士講習受講証書の写し」

 

一級建築士の受験申込方法

一級建築士試験の受験申込方法は、「会場受付」と「郵送受付」と「インターネット受付」の3パターンあります。

郵送受付とインターネット受付は4月18日で締切となるため、それ以降に受付をされる場合は、会場受付のみとなります。

一級建築士受験申込書の受付会場は、各都道府県によって指定されています。事前にチェックしておき、提出に行く日をスケジュールに入れておきましょう。

まとめ

一級建築士が受験できる方は、学歴が指定学科卒か、二級建築士・建築設備士を持っている方で、建築実務年数が所定の期間以上ある方に限られています。

限られた人が受験すること、合格するために学校を利用している人が多いことなどから、競争率も高い試験といえます。

この受験申込み時期に、まだ勉強をスタートしていないという方は、合格することは難しいかもしれません。ただ、これを済ませないと合格はもちろん受験すら出来ません。受験申込みの準備と同様にすぐに勉強をスタートさせましょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格・人材採用アドバイザー/日建学院浜松西校代表。 1972年浜松市生まれ。建築士、宅建など建設関連資格に特化した受験対策校を運営。アドバイザー歴18年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設関連資格のスクール運営のほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。