脱法令集依存!?1級建築士資格を取る勉強のコツ|法規編

1級建築士資格を取る勉強のコツ|法規編

こんにちは(^^) 建設資格アドバイザーの宮本です。

建築士をはじめ資格取得の勉強には数多くのコツがあります。そのコツをつかむにはまずその資格の特徴、試験の傾向をつかむことです。

1級建築士の資格試験で合格を目指すには、学科試験5科目のなかで「法規」の得点が大きく影響します。今回は、必ず知っておいてほしい1級建築士学科試験「法規」のポイントをお伝えします。

 

合格者の法規勉強法

1級建築士学科試験の合格者に聞いた生の声です。「法規の勉強で意識していたこと、自分なりに工夫していたことは何ですか?」という問いに対しての回答ですので、是非参考にしておきましょう。

法令集を引いて該当条文を確認することと過去問を何度も繰り返し解いて短時間で正解が導き出せるように訓練した。

用語の定義と一般的な項目の数値等については、解答時間を短縮するために法令集を引かなくても判断できるレベルまで理解しておくようにした。

容積率・建ぺい率・高さ制限等の計算問題については、早いうちから問題集を繰り返し解いて理解を深めた。とにかく数をこなして解き方のパターンを覚え、時間の短縮を図るようにしていた。

掲載場所がわからずに時間がかかってしまう条文や項目には追加のインデックスを付けて自分が見つけやすい法令集を作り時間短縮を図った

本試験での対策として分からない問題や該当条文が見つからない問題にぶつかった時は、時間配分を重視して一通り解いた後で再度実施するクセをつけていた。

本番の試験では1肢毎に法令集を引いている時間は無いので、法令集を使わずに2肢又は1肢まで絞り、正解を導き出す訓練をしていた。

関連法令・条文とワンセットでチェックする必要があるものについては、すぐに分かるように番号及びページを記入したり項目を色分けして見やすいようにしていた。

本番の試験では法令集無しで回答できる問題でも、日頃は法令集で確認をして早く開く練習をしていた。又、時間のある時に法令集を手に取って開くクセをつけて少しでも早く引けるようにしていた。

 

どうでしょう、共通するキーワードがわかりますか?

得点を伸ばすためにいろいろな工夫をしていますが、それはすべて解答する時間を短縮するためですよね。

そう、法規とは時間との戦いなのです。

 

なぜ、法規は時間との戦いなのか

旧試験の法規では、、、

そもそも、1級建築士学科試験の旧試験では、計画と法規の2科目合わせて3時間という試験時間の配分でした。(現在の2級建築士も同様)この「2科目合わせて」というのがポイントで、どちらの科目からやってもいいし時間の配分も自由だったんですね。だから、受験者の多くは計画を早く終わらせて残り時間を法規に費やすことで法規の得点アップを図るという対策が取れました。しかも、問題数は25問でしたからさらに時間に余裕があったということです。ちなみに、計画を1時間で終わらせて法規に2時間かけれる場合は1問あたり約5分取れるということなんです。

新試験の法規は、、、

現在の法規は、1科目単独で1時間45分という試験時間になりました。そして、問題数は30問に。選択肢が「5肢」から「4肢」になってはいますが、1問あたりにかけられる時間はわずか3分30秒!これでは、問題を読み、選択肢を見て、法令集を引いて、、、、と1肢ごとにやっていたらかなり厳しいですよね。しかも、マークしたり見直ししたりという時間も込みの時間なので。

 

法令集を引かずに解く

法令集の持ち込みを許可している試験なのに、引いていたら時間がない。矛盾しているようですが、これが現実です。多分、試験元もこの時間ですべての問題を引かせるつもりはないはずですし、ムリだって分かっていると思います。

ということは、、、

法令集を引かずに解くことも要求している

法令集を引かずに解くことも要求している

大事なので2回言いましたが、このように捉えて対策したほうがいいということですね。

当然ながら、法令集を引かないと正解が導けなかったり、法令集を引いて確認が必要な問題もあるわけなので、すべての問題を引かずに解くという意味ではありません。ただ、このことを分かって勉強するのと知らないで従来通りの勉強をするのでは結果が変わってきますよ!

 

問題を仕分ける意識

  1. 法令集を引かずに解く問題
  2. 法令集を引いて解く問題
  3. 時間がかかる問題

個人差がありますので、大きくこの3つぐらいに仕分ければいいと思います。そして、日頃の勉強ではここを意識しながら覚えていくようにしましょう。

一般的な法規の学習法は、テキストや問題集を見ながら法令集のどこに載っているかを確認して線を引いていきます。学校で「重要条文の線引き」を先に済ませていた場合でも、この流れはそんなに変わらないと思います。

初めての受験で知識を入れる勉強からやっていく場合はかなり時間がかかりますが、量をこなしていく内になんとなく引く場所が頭に入ってきます。そこで満足せずに自分なりに問題を仕分けておくことで、初めての模擬試験の際に問題を解く順番だったり時間配分への意識が高くなり結果に影響がでてきます。

昨年違う講習に行き「法規」について特にアドバイスをもらっていなかった受験生に対して、問題を仕分ける意識付け問題1から順番に解いていくことにこだわらないよう少しだけアドバイスをしたところ、30点満点中20点を超えてきました。この方は、昨年まで「法規」でいつも時間が足りずに得点が取れなかったそうです。

 

日頃から問題集中心に訓練を

ここまでは、法規への取り組み方というか意識を変えるだけで結果も変わってくるという例をお伝えしました。では、日頃の訓練としてはどのようにすればよいのか?

学校に通ったことがある場合や法規の勉強経験者であれば、問題集を中心に法令集を使わずに進めていく方法がいいと思います。問題を読み、解説を読み、キーワードが何でどこを引かせようとしているのか?がおおよそつかめれば次の問題へ、というように飛ばしながら全体(問題集1冊)をまずやり終えること。法令集を使わないので、時間もスペースもかからずにできます。これで、法令集を引かずに解く問題の訓練ができていくはずです。

 

法令集は最新版を使うべき?

既にご承知かと思いますが、平成27年6月より建築基準法、建築士法の改正がありました。当然ながら、平成28年度の建築士試験からは改正法での出題となってきます。

まだ改正法をよくわかっていない方はこちらの記事で確認を!⇒ 今さら聞けない!建築基準法と建築士法の一部改正|資格試験にも影響アリ?!

建築士学科試験での「法規」という科目は、得点源であり合否に大きく影響のある科目でもあります。真剣に合格を目指すのであれば、法令集は最新版を使っていきましょう!

 

まとめ

  • 法規は時間との戦いである
  • 法令集を引かずに解くという意識
  • 問題を仕分ける意識
  • 問題集中心に訓練をする

旧試験や学校からの指導などで、建築士試験の法規という科目では、法令集が持ち込めるので「法令集を早く引ければ満点が取れる!」ということが浸透しているが、実は現在の1級建築士学科試験の法規では「法令集は引かずに解く!」という意識が合格のポイントとなってきている。

「法規の得点が伸びない」「総合点があと少し足りない」という方は、こちらの記事を参考にしてください。

【1級建築士】法規で25点取るために心掛けた3つのコト!

【1級建築士】法規で25点取るために心掛けた3つのコト!

2016.03.22

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【建設業専門】 資格・人材採用アドバイザー/日建学院浜松西校代表。 1972年浜松市生まれ。建築士、宅建など建設関連資格に特化した受験対策校を運営。アドバイザー歴18年。資格取得を通じて地元で活躍する人材の育成を行い、これまで担当した受講生は延べ2,000人以上。現在は、建設関連資格のスクール運営のほかに、有資格者と地元企業のマッチングをはじめとした「人材採用コンサルティング」、「ニュースレター」を活用した販売促進支援などの活動を行っている。